茶葉の管理の悪い古い紅茶を飲んでヒドイ目にあった経験で([01]参照>>)鮮度の大切さは痛感している。店頭で賞味期限を必ず確認すること。一度にたくさんの量を買わずに少量ずつ購入し、早めにさっと飲みきる方がいい。家では湿気に気をつけ密閉して保存する。でも冷蔵庫での保存は紅茶に良くないらしい。紅茶はニオイを吸着する性質があって冷蔵庫のニオイが紅茶に付いてしまうのだとか。

ティーポットを温めるのは、冷えたポットに湯を注ぐと温度が下がって茶葉が上手くジャンピングしなくなるからだ。ジャンピングとはポットの中で湯の対流がおき、茶葉がジャンプをしているかのように上下運動をすることをいう。十分にジャンピングしなければ、おいしい紅茶を抽出することは出来ない。紅茶のおいしさは、ジャンピングにかかっているようだ。効率良くジャンピングさせるためには湯が対流しやすい丸い形状のティーポットが良いらしい。
そこで大胆にもこんな事を考えた。ポットを温めてまで温度をキープするのが重要なら、鍋で湯を沸かし直接茶葉を入れて蒸らしたらどうだろうか。もちろん火は止めた状態で。ジャンピングの為には鍋の形状がなるべくポッチャリと丸いモノが良いだろう。インスタントラーメンを作るような片手鍋のサイズでは紅茶を淹れるには水深が浅すぎて十分に茶葉が舞うスペースを確保できない。水深をかせげる小さなミルクパンのサイズがよいだろう。

茶葉を計れ!というが、本によってその分量は違う。「ティースプーン1杯でティーカップ1杯分150cc(1人分)。」と書いてあるものが多い。そのうえ、更にポットのためにもう1杯の茶葉を加えたりしている。多すぎないか?
イギリスの水は硬水だから旨味や香りが出づらく茶葉多めで調度良いが、日本は軟水なのでその分量だと濃く出過ぎる。それで、量に関してイギリス方式だと問題が起きるのではないか。
分量を計るにはティースプーンのサイズは本当にデザインによってまちまちで、ティースプーン1杯という言い方は曖昧すぎる。そもそも1人分は「たっぷりティーカップ2杯半」と言うのが常識のようなのに、ティーカップ1杯分を1人分と書いてあったりして矛盾がある。
というわけで、コウチャリンコでは茶葉の分量はキャディスプーンで計るのをお勧めする。あるいは料理用の計量スプーン。キャディスプーンの分量を計量スプーンで計ったら、ちょうど小さじ1杯分だった。水の量はワタシがいろいろ試してみたところによるとキャディスプーン1杯分の茶葉にはマグカップ1杯分がバランスが良いと思う。もちろん、茶葉によって量の微妙な加減はしたほうがいい。

水道水を勢い良く注いで空気をたくさん含んだ水を沸かすこと。これもジャンピングのためだ。東京にお住まいの方は浄水器を水道に設置した方が良いかも。ペットボトルの水を使いたいときは、ボトルを振って水の中に空気を取り込むと良いらしい。

ジャンピングの邪魔をしないように時間を計って待つ。小さい茶葉なら2〜3分、大きい茶葉なら3〜5分。最初にキチンと計って、次回から加減して好みの蒸らし時間を出すと良いと思う。紅茶の蒸らし時間を計るものはいろいろあります。かわいい砂時計やキッチンタイマー、最近では携帯電話のアラームというのも使えます。