紅茶について知っていること。

紅茶について知っていることを改めて考えてみたが、
ほとんど知識らしいモノは思い浮かばなかった。
ワタシの紅茶の認識はこうだ。

◎「ケーキにはアッサム」と言う組合せがカッコイイ。
これは10代の頃に絵の上手いおしゃれな先輩がやっていた受け売り。

◎アールグレイは香りが良いから飲んだ気がするし、
オーダーする時に、その響きがなんだか大人っぽくてカッコイイ。


◎トワイニングは紅茶の最高級品。
これはジョニ黒が高級品だった頃、幼なじみのママが言っていたのをずっと信じている。

◎オレンジペコは先っぽに出た葉っぱのことらしい。
これは10代の時に読んだ漫画に書いてあった。

 
こんな程度である。我ながら酷い。知識と呼べるレヴェルではない。
でも、多くの人はこんなもんじゃないのかな?
紅茶業界はもうちょっと啓蒙活動したほうがいいとおもう。紅茶愛好家だけが楽しむ世界になってしまうと衰退する一途だよね。


「へぇ〜!」連発。

おいしい紅茶にたどり着くために、少し本でも読んで知恵をつけようかな。と、さっそく本屋に行って紅茶の本を買ってみた。読み始めると「へぇ〜!」と感心したり、「なんじゃこりゃ?」と驚くことが次から次へと出てくる。
例えば、本によると、英国では一日中何度も何度もティータイムがあるというのだ。そして会社では紅茶を淹れる為だけの人を雇っているとか。本当だろうか?だとしたら社員は仕事しに来ているのか、ティーパーティーに来ているのか、わからないじゃないか。商売上がったりだ。こんな調子だから英国の自動車会社は小銭でドイツの自動車会社に会社を買われちゃったのかな?
驚きの連続で面白くなって、あっという間に一冊読み終わってしまった。そして、本は何冊にもなった。
そんな「へぇ〜!」や「なんじゃこりゃ」を集めてみたら、なんとなく紅茶の姿が見えてくるかもね。

 

 

下記にワタシが驚いたり感心した紅茶にまつわるお話を少しずつ書いてみました。まだまだ増える予定です。
これが紅茶の全てではありません。紅茶に関心を持つキッカケになったら良いなぁと思います。興味が湧いたら、本を買って読んでみてください。詳しい紅茶の歴史やエピソードについて書かれているサイトや良い本がたくさんあります。


紅茶の始まりは「イギリス人が緑茶を船で運んでいる途中でうっかり発酵させてしまい、飲んでみたら美味しかった」というの話、どこかで聞いたことありませんか?ヨーロッパに中国からお茶が伝えられたのは17世紀。その頃、ヨーロッパで飲まれていたのは、緑茶と、ウーロン茶より少し強く発酵させた武夷茶(ボヘアティー)でした。当初から発酵させたお茶を輸入していたことになります。ということは、偶然船で発酵してしまったというのは「ガセ」ということになりますよね。


ラプサンスーチョンは17世紀の頃からイギリス人にそのオリエンタルな風味がとても人気の有った中国福建省の紅茶。中国では[正山小種]と書いて「ジョンシャンシャオジョン」と言うらしいのだが、当時のイギリス人の耳には「ラプサンスーチョン」と言っているように聞こえたのだとか。それ以来この紅茶はラプサンスーチョンと呼ばれている。こんな堅苦しい雰囲気の名前だけど、実はノリでテキトーに呼んでるうちに定着した名前なんだね。このラプサンスーチョンはスモーキーな香りがして、今の日本人にとっては[正露丸のニオイ]に感じるらしく、怖くてなかなか挑戦できないでいます。
それから帝政ロシア時代の[怪僧ラスプーチン]とは無関係みたい。[怪僧ラスプーチン]は皇帝夫婦に取り入って政治に口出しするまでになった祈祷僧。スゴく名前の雰囲気似てない?怪僧ラスプーチンの名前のついた紅茶かと思ってました。


◆アールグレイはグレイ伯爵
アールグレイは、その音の響きもカッコイイ。でも、その意味を考えたことはなかった。アールは伯爵という意味。つまりグレイ伯爵ということ。なぁんだ、オッサンの名前か。

◆アールグレイの香りは紅茶じゃない?!
アールグレイは香りが良い。まさに紅茶!というイメージの、あの上品な香り。実は紅茶の香りじゃないんだって!ショーック!!あれは茶葉にベルガモットで香り付けをしているんだって。だからアールグレイは着香しているので[フレーバードティー]に分類されるんだよ。アップルティーとかヴァニラティーなんかと同じだね。なんかちょっと騙された感じがする。

◆アールグレイは中国茶ベース
アールグレイってモロにイギリスっぽいイメージがある。たぶんワタシの様に紅茶に詳しいわけではない普通の人がなんとなくいだいている英国紅茶のイメージといえば、インドやスリランカ(セイロン)で茶葉を栽培させて英国で製品化してる感じでしょ。ところがアールグレイは中国紅茶に着香するものなんだとか。意外!
ということはアールグレイにミルク入れるのはちょっと違うなって感じるのは、あながち間違いじゃないって事か。


世界三大銘茶と言えば、インドのダージリン、スリランカのウヴァ、中国のキーマンなんだそうだ。キーマン?誰?


忘れがちだけど、紅茶も農作物。キャベツやスイカに旬の時期が有るように、当然、紅茶にもある。それを[クォリティーシーズン]と言って、その季節の紅茶は最高。と、ココまでは四季の国日本で暮している私たちなら誰でも簡単にわかるのだが、ダージリンやアッサムは年間になんと3回もクォリティーシーズンが来る。旬というのは年に1回だと思い込んでいたので、3回って、、、。しかも1回目をファーストフラッシュ、2回目をセカンドフラッシュ、3回目をオータムナルと呼び、それぞれ紅茶の味が違うのだとか。う〜ん、なんだかイロイロあるようだ。


まぁ、どーでも良いことですが、11月1日は紅茶の日、コウチャリンコの日は7月8日です。